運動会の後に塾へ直行
これを書いている
2022年10月8日 (土) は、長女の小学校で運動会でした。
ダンスとかけっこ。頑張っておりました。
ただ、その後は塾でテスト。
運動会から帰宅後10分で出発です。
今日は、塾に行くことになった経緯のお話です。
私自身は、高校までオール公立
私自身は共学しか行ったことがないので、別学の良さがよく分かりまへん。
【やまげの学歴・経歴】
区立中学 → 都立高校 → 国立落ちて 私立大学 法学部 → 22歳就職
私自身 小学校4年生から塾は行っていたのですが、
あくまで本番は、高校受験。
先生ともあまり仲良くなく、
内申点は確かそこまで伸びた記憶がありません。
国語:4
数学:5
英語:5
社会:5
理科:4
技術:3
音楽:3
美術:3
体育:4
ちょっとピンぼけ気味ですが。。
勉強できないわけではないけど、
先生とは上手くやれなかった生徒の成績です。
普通の家庭が医者になるルートを考えた
医者になる学歴パターンについて、考えるようになりました。
もちろん、お金も。
長女の将来の夢:医者に最短距離を考えた場合、
下記のパターンがあります。
1:公立中学 → 公立高校 → 国立大学
2:公立中学 → 私立高校 → 国立大学
3:公立中学 → 公立高校 → 私立大学
4:公立中学 → 私立高校 → 私立大学
5:私立中学 → 私立高校 → 国立大学
6:私立中学 → 私立高校 → 私立大学
7:都立一貫中学 → 都立高校 → 国立大学
8:都立一貫中学 → 都立高校 → 私立大学
各ルートの合計値を出すために、各学校の授業料を算出しました。
私大医学部が高すぎる。。別世界すぎる。
各学校の費用をざっくりネットで集めて算出。
下記はやまげ情報ですので、あんまり信用しませんように。
公立中学:0円/3年間
私立中学:約250万/3年間
公立高校:約40万/3年間
私立高校:約250万/3年間
国立大学 (医学部): 約400万/6年 ※医学部は6年
私立大学 (医学部): 約2500万/6年 ※医学部は6年
大学を医学部前提で、算出し直すと、、、
↓
1:公立中学(0万) → 公立高校(40万) → 国立大学(400) = 合計440万
2:公立中学(0万) → 私立高校(250万) → 国立大学(400)= 合計650万
3:公立中学(0万) → 公立高校(40万) → 私立大学(2500)= 合計2,540万
4:公立中学(0万) → 私立高校(250万) → 私立大学(2500)= 合計2,750万
5:私立中学(250万) → 私立高校(250万) → 国立大学(400)=合計900万
6:私立中学(250万) → 私立高校(250万) → 私立大学(2500)=合計3,000万
7:都立中学一貫(40万) → 都立高校(40万) → 国立大学(400)= 合計480万
8:都立中学一貫(40万) → 都立高校(40万) → 私立大学(2500)= 合計2,580万
国立大学医学部にどのように入るのか
私たちのような平凡?並以下?な家庭では、
合計3,000万もの、私立大学 医学部 は選択肢として入れられませんでした。
となると、下記のようになります。
1:公立中学(0) → 公立高校(40) → 国立大学(400) = 合計440万
2:公立中学(0) → 私立高校(250) → 国立大学(400)= 合計650万
3:公立中学(0) → 公立高校(40) → 私立大学(2500)= 合計2,540万
4:公立中学(0) → 私立高校(250) → 私立大学(2500)= 合計2,750万
5:私立中学(250) → 私立高校(250) → 国立大学(400)=合計900万
6:私立中学(250) → 私立高校(250) → 私立大学(2500)=合計3,000万
7:都立中学一貫(40) → 都立高校(40) → 国立大学(400)= 合計480万
8:都立中学一貫(40) → 都立高校(40) → 私立大学(2500)= 合計2,580万
どのルートで国立大学に入るかが、決め手になります。
理想的なオール公立は、本当に実現可能なのか?
1:公立中学(0) → 公立高校(40) → 国立大学(400) = 合計440万
このルートは、一番親としては理想です。
確かに、親の大部分が想定しているルートではあるのですが、
いろんな友達・いろんな誘惑の中、達成することは可能なのか?普通に継続していくことは、実は結構難しいことだと思っております。
私の長女は、友達も多く、友達のお誘いに基本NOを出さない性格なので、
悪いお誘いにもれなくお呼ばれする予想が容易にできます。。
まず、公立中学 → 公立高校 の間に、
内申点という謎制度、本人の意思だけでは、どうしようもない評価制度があります。
私自身も公立中学出身で、
この内申点で学校のランクを1つ落としたという、悔しい経験をしました。
私の内申点を再掲。。。
また、公立高校は1発勝負。
東京の場合、医学部実績のある都立日比谷・西など
ハイレベル都立高に1発勝負という、
あまり正しいとは思えない決め方で進路を進めることになります。
失敗したら、次に紹介する私立高校に入学するコースになります。
東京の私立女子高は、選択肢が少ない
2:公立中学(0) → 私立高校(250) → 国立大学(400)= 合計650万
こちらは、私の住んでいる東京の場合、
国立医学部が狙えるランク帯に、女子高が少ない点が難点です。
あるとすれば、(私立じゃないけど) お茶の水女子 ぐらいになり、
上記以外の女子高校の場合、浪人前提の大学受験になってきます。
浪人も1年余計に歳を食って、費用もかかる。
家族・長女にとって、割りに合わない選択となりそうです。
また、中高一貫の新学校との実力にやはり歴然とした差が現れてきます。
都立中高一貫は魅力的だが、宝くじ状態
7:都立中学一貫(40) → 都立高校(40) → 国立大学(400)= 合計480万
実は金額的、ルート的にも、最も魅力的なのはこのケースなのですが、
都立中高一貫(国立も含めて)、2/3 午前中の一発勝負。
しかも倍率は、最低でも4倍程度。高くて6倍。
東京都教育委員会 令和4年 2022年 都立中高一貫校 倍率
事前の対策もしにくい地頭勝負の問題。
リスクの高い、博打、宝くじ状態です。
落ちた場合の子供の喪失感は計り知れない。
私なら、勉強なんていくらやっても無駄、と思うキツい体験になるでしょう。
このルートに焦点をあてることは、少なくともリスクが高すぎると考えました。
実は、中高一貫からが一番の投資効果がある?
そうなると、金銭的なデメリットが大きいとしても、
高校で私立に入るならば、もう中学から私立に入ってしまった方が、
投資の効果として大きいことを考えるようになりました。
5:私立中学(250) → 私立高校(250) → 国立大学(400)=合計900万
我が家は、この進路で進めることを決意しました。
若干、女子校という別学縛りが選択肢の幅を狭くしたのですが、
本人の希望なので、まあやむを得ず。
受験は必要だと説明すると、「うん、やるよー」
というわけで、前置きが長くなりましたが、
長女は中高一貫の中学校を目指すため、中学受験を決断しました。
どうしても、無理矢理感が漂う中学受験。
私自身もしたことがない苦労を子供にさせてもいいのだろうかと。
一度、医学の道に進む場合、
デメリットを説明した上で、中学受験のルートが確実そうだ、と説明をしてみました。
【デメリット】
・小学校の友達と離れてしまう
・学校の友達と遊ぶ時間が減ってしまう。
長女に聞くと、「うん、大丈夫やるよー」と軽い。。。
小学校3年生の2月から、塾通いが始まりました。
もう一度、デメリットを説明したところ、こんなコメントをもらいました。
【デメリットへの対応】
・小学校の友達と離れてしまう
→ 中学行く時にスマホを買ってもらうので、LINEで後でつながる
・学校の友達と遊ぶ時間が減ってしまう。
→ みんな習い事で、実はそんなに遊んでいない
何とも逞しく成長したなぁと感じたコメントでした。
幸いにも、現時点では塾の行くことは楽しいらしく、
今日の運動会後も普通に塾へニコニコで行きました。
おしまい。